【サイズ】高さ 約19.5cm　幅 約10cm【状態】　こちらはシュワーベ存命当時のオリジナル作品で　　　　　1878年作成と思われる大変古いものですので、欠けと擦れがあります。・天使が持っている矢がの先が欠けています。・また台座の金彩の擦れがあります。両方写真にてご確認ください。その他、割れ欠けヒビ等なく、大変良好なコンディションです。美品・1級品のボタン剣です。ご覧いただきありがとうございます。ドイツで購入しました、フィギュリン【2つのハートを射抜く天使 Lシリーズ】を出品させていただきます。マイセンのフィギュリンの中でも特にユニークな作品群として知られるのがLシリーズです。このシリーズはハインリヒ・シュヴァーベによって1878年から1888年までに作成されたもので、全部で26個のモデルがあります。（L101からL126）シュヴァーベは元々はマイセンの作家ではなく、ミュンヘンで活躍する主に中世古典主義的な彫刻家です。このシリーズは特に天使たちのその表情の豊かさとハートを巡る天使の仕草が非常にユニークで可愛いシリーズです。今回ご紹介するのはL109のモデルナンバーですが、原題が「Amor der zwei Herzen durchbohrt」です。日本語に訳すと「2つのハートを射抜く天使」です。これは2つのハートを1つにくっつけてしまってそのハートがまだ火を噴くくらい熱々のうちに矢を射抜こうと真剣な表情で振りかぶっている様子を現しています。2つのハートを1つにしてしまうというのは恋に落ちた瞬間を表現したものです。よく見ると天使の右手は少し汚れているのがお解りになりますでしょうか？これは天使がハートを一生懸命1つにして格闘した証の意味の様です参考までに「MEISSEN Collector’s Catalogue」の写真も掲載致します。このカタログは真贋にも使われます。こちらはシュヴァーベオリジナル作品1878年のものでかなり古いこともあり、矢が欠けております。また、台座の金彩の擦れもございますのでその点をご理解頂いた上でご落札をお願い申し上げます。ですが作品としての価値や鑑賞に関しては充分に満足いただけるレベルではないかと考えております。